「ぅ…。」


ぼやける視界

どうやら、今の攻撃は相当聞いたらしい



立ち上がりたくても…体が言うことを聞かない



カツ、と足音が聞こえたと思ったら




「っ!」




俺は首を捕まれて持ち上げられた





「っ…ぅ…。」



「…やれやれ。所詮この程度の力ですか。」



ハア、とレミエルは技とらしくため息を吐いた





3対1で戦っていた筈なのに…




レミエルには、傷1つ付いていなかった





「だから劣悪種だと言うのです。特に…君のような人間はね。」