俺達は構えた その様子を見て、レミエルはフッと笑う 「落ち着いきなさい。そんなに身構えなくても大丈夫ですよ。」 「何が落ち着けだよ…偉そうに言いやがって。」 俺の言葉に、レミエルはため息を吐く その態度がさらに俺を腹立たせた 「待って、大地。」そんな俺を止めて 亜未は一歩前に出る 「お願いですレミエル様…もう止めてください。」 「亜未!?」俺と風は視線を亜未に向けた 「亜未お前…今さら何言ってるんだよ!」 「こんなことしても…何の意味もありません。お願いです、目を覚ましてください。」