中は予想通り荒れていて 俺達は慎重に中に進む 城の最上階 一番広い部屋への扉を開けた 「…ようこそ、待っていましたよ。」 謁見の間のような、広い空間 伸びている赤絨毯の先にある二つの玉座 その前に立って、俺達に微笑みかけている人物 「…レミエル。」