亜未が指差した先は


すぐそばの…古びた城だった




「あそこか?」



「うん…まるで呼ばれてるみたい。」



亜未には、天使にはわかるんだろう




レミエルの気配を…!





「相手してやるから来いってことか?」



「上等じゃねぇか。」



 

レミエルは分かっていたんだな




俺達が…ここに来ることも






「…行くぞ。」




俺達は古城に向かった