ホストの君とキャバ嬢のあたし




「椎!!!!!!」



そう言って急いで入ってきたのは怜央だった。



「れ…お…」



怜央はあたしの近くまで来てあたしを抱き締めてくれた。
怜央…
怜央…大好き…



「ごめんな?椎に辛い思いさせて…それに…」



「あたしこそ…ごめんなさぁい…あたし…辛かった…怖かったよぉ…」



あたしは、怜央に抱きつきながら沢山泣いた。