「お前ら、何やってんの?」



そう言って現れたのは、あたしの幼馴染み…

中西怜央だ。
クラスも一緒で、家も隣。



「れ、怜央くん!?」



「何?椎虐めてんの?椎を虐めていいのは俺だけだから。さっさと消えろ。」



怜央がそう言うと先輩達は逃げていった。
弱いな…てか…



「あたし、怜央に虐められてないし。」