「ママも奏人さんも優しすぎます…あたし…」 あたしを抱き締めてくれたのは奏人さんだった。 「椎ちゃんも怜央も俺と香苗にとったら娘、息子みたいなもんだから。優しくするに決まってるだろ?」 「あたし…頑張る…怜央と幸せになるために…奏人さんとママみたいに…幸せになりたい…」 あたしが、そう言うとママも奏人さんも笑顔になった。