俺は怒りを鎮める為裏口を出た所でタバコを吸って休憩していた。
すぅー………
バンッ!!
裏口の扉が物凄い勢いで開かれる。
「ゲホッ……ゲホッ!」
突然の事に驚き噎せてしまった。
「麗~!お前アホかぁあ!!」
目の前に現れたのは銀髪ウルフカットの伸【シン】
【Rei.】の副オーナーでもあり従業員でもあり幼なじみでもあった。
俺の唯一の友達そして親友だった。
「いきなり、どうしたわゲホッ…け?」
「どうしたも糞もあるかあ!!」
「……?」
大体察しがつくけれど取り敢えず不思議そうに首を横に曲げてみた。


