ホストーカー 【完】



歩いて行くに連れ、景色が変わって行く。



派手な装飾を施された店や高層ビルが増えてきて街の中心部に近付いている。



そして、景色と共に私を見る人の目も変わっていった。




「見て見て……あの子……」




全く知らない人に指を指される。




「………うっわ、尻軽さんだ。」




と、私に向けられてるであろう冷ややかな言葉。



それでも平然と歩く私に、傷ついて無いとでも思ってるのだろうか?



私は知っている。



言葉は、どんな暴力よりも武器になる。




知らない人達から何か言われる度、苦しくて苦しくて―……



息もするのも辛いの。



私だって、人間。



傷つく事だってあるに決まっている。