「つーか、お前あれから麗さんと何かあったわけ?」



突然、そう切り出すコウさんに目を丸くする。


そして、同時に麗羅とのキスを思い出した。



「べ、つに…何もないけど?」



目を逸らすと、

コウさんがははーんと、何か察しづいた様な顔をした。



「お前、嘘わっかりやすいなー!」


「な、」


「で、どこまでいったの?」



ブツブツと、推理をするコウさん。


こいつの反応から見てヤッてわなさそうだしなー、やっぱなー、うーん…



「もしかして、キスしたとかー?」



「そんな、馬鹿な事…」



視線をゴミ一つ無い床に落とす。