「おはよう美優♪」


「あっ愛美ちゃんおはよ!」

愛美ちゃん…相変わらず綺麗だなぁ…。


私も愛美ちゃんみたいになりたい…。


「そういえば部活何にする?」

「ん~…まだ決めてないけど、私運動が苦手だから…。」


「ははっ!そんな感じする♪私は運動部に入るつもり。一応中学では、テニスやってたからまたやりたいんだよね。」


「そっか…。」

愛美ちゃんとは別々かぁ…。

私運動だけは…ちょっとねぇ。

すぐ転ぶし…ミスも多いし…。


「そんな気落とさないで?あっマネージャーとかは!?確か野球部が募集してたはず!」


「野球部…。」


悪くないかも…。


きっと楽しいよね…。


「愛美ちゃん…放課後見についてきてくれる?」

「もちろん!こんなに可愛い美優を一人野獣共の中に置き去りにはできないからね!」

野獣共って…


野球部の人に失礼じゃないのかな…笑゛



私達は愛美ちゃんのテニス部を見に行った後、野球部を覗きに行った。


「ねぇ見てあの人!超かっこよくない!?」


えっ?


愛美ちゃんが指挿した先には、昨日助けてくれたあの人がいた。


「あの人…。」


「えっ?知り合い?」


「うぅん…。ただ昨日ちょっと助けてもらったの…。」

私は昨日の出来事を愛美ちゃんに話した。


「まさに運命の出会いってやつね!」


運命…


だとしたら私は神様に感謝をしなければいけない…。


おかげで、HRには間に合ったからね♪