First☆love

「…お前が好きだ。」



私は一緒耳を疑った。



そして固まった。



「…二度も言わせんな。美優が…好きなんだよ。この前の保健室での話は、このことだよ…。聞いてたんだろ?」




えっ?




あれ?



雅章先輩が好きなのって…


わ…わ…私…なの??




「…せ…先輩私…。」


「わかってる。勘違いしてたんだろ。」


コクン



「じゃぁ…返事…もらっていいかな?」



私は…




私は…




「…私は…いえ…私も先輩のこと…好きです。」


言えた。



やっと言えた。



先輩に好きって心のどこかでは言いたかった。


私の目からは涙がまた溢れでてきた。



ぎゅっ



より一層私を強く抱きしめる先輩の腕…。



「…よかった。美優…もう一回…言って?」




「雅章先輩が…好きです。」



「…俺も美優が大好きだよ。」



私達は結ばれたその日に口付けを交わした。






私の大切な人…。




心から好きって言える人…。






頭からあなたの顔が離れない。






ずっと…側にいたい…。



私だけを見て欲しい……






優しいあなた…



そんなあなたのことが大好きです!





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