First☆love

美優からの初めてのプレゼント…。


それだけでさっきの思いが吹っ飛びそうだった。



って…あっ…


「美優…なんで騙してた訳?朔也妹と約束があるとか…。結構傷付いたんですけど…。」



「ごめん…なさい。」



目に涙を溜めて謝る美優…



すごく…たまらなく可愛い…。



あぁ俺が悪かったよ!



「次からはちゃんと相談しろ…。お前見てると危なかっかしい…。」



素直に心配とか言えよ俺…。



「はい…。」


しょんぼりなりながらも歩き進める。



「…美優は…俺のことどお思う?」


咄嗟に聞いてしまった…。


えっ…という顔で俺のことを見てくる…。



「悪い…忘れて。」




俺はよりスピードを速めた。

案の定美優は小走りになって着いてくる…。



可愛いなぁこいつ…。