私は昨日なかなか眠れなかった性かすごく眠たかった。



今日の授業もほとんど聞いていない…。



というより寝てた。


「美優~あんた今日寝過ぎだよ!」


「ん~…そぉ…かな。」


「なんか悩み事?」

愛美ちゃん…するどい…。


「実は昨日…。」


私は昨日のメールのことを話した。



「そっかぁ…そんなことがあったんだぁ。」

「うん…私嫌われてるのかな?」

「…美優…雅章先輩が好きなの??」


好き?


「それはない…と思う。優しいとは思うけど…。好きかどうか聞かれたら…。」


「…美優…あんた恋したことある?」


「恋?…ない…かも。」


「そっか…。なら仕方ないよあんたは恋する気持ちを知らないだけ…。いつかわかる日が来るよ。」


「わかる日…何が?」


「…はぁ。これ以上は自分で感じる事。私が教えていいことじゃないわ。」


「…わかった。」


「うん、わかればよしっ!」


愛美ちゃんって大人なんだなぁ…。



「じゃまた部活頑張ろっ!」


「うん!!」


私は放課後、部活を遅れてまで聞いてくれた愛美ちゃんに感謝しながら、部活に向かった。


すでに部活は始まっていたので、キャプテンに一言謝りお茶作り、部室の掃除、洗濯、ボール磨きをした。


当たり前のように過ぎていく部活。


何一つ変わらなかった。