噴水が静かに音をたてながら 水を散らばばせる。 上から下へ落ちる水滴が、 雨音のように私達を包んでいた。 聖以外の男に触られても いつも何も感じなかった。 心が妙に静かになって 目の前の男を観察するように どんな表情をして どんな声を漏らし どう身体を動かすかで 煽られ絶頂に達する顔を ただ冷静に見ていた。 聖のように心ごと支配される ことは決してなかった。 目の前にいる男を上から支配していくような 冷ややかな感触が自分の中に拡がっていく。