「ハヤトってば私に先越されて悔しいんでしょー。そう言えば好きな人もいないもんね」 「は?好きなやつくらいいるし」 「初耳なんですけど!誰!?私の知ってる人!?」 さあな、と言うとハヤトはタレントがバカな回答をして笑いをとるバラエティ番組に目を向け、それ以上はいくら聞いても答えてはくれなかった。 なんだか無性に気になる。 それは幼馴染みだから?…わからないや。 明日は神楽くんとのデートなのにハヤトの恋の相手が気になってあまり眠れなかった。