―――――― 俺と真樹は、少し話し合って華織に打ち明けた。 華織は動揺していた。 自分を好きで、“苦しんでる”ということが、何よりつらいらしい。 真樹はオレンジジュースを、ちびちび飲んでいた。 「真樹…」 「ぶっッ」オレンジ噴き出した。 華織に正面向かって見られ、真樹はうつむく。