しばらく騒いでいたが、さすがに疲れた。 三人で床に倒れ、深呼吸をした。 静かな部屋に、窓の外の鳥の囀りが聞こえてくる。 ああ、何か幸せだ。 俺はまぶたを閉じた。 その時、真樹が穏やかな口調で口を開いた。 「昨日、すべてを話せ、って圭は言ったよな」 「ん?…ああ」 俺と真樹の問題がまだ残っていることに、また不安がぶり返すようだ。