―――――― 「圭、起きて。圭」 …ん。 なんだこの、猫撫でな声…まさか華織? あ、だとしたら起きなきゃな…。 華織がすねたら大変だ。抱きしめてみるかな… 「うわちょっ圭、圭!抱きつくなよ気色わりぃッ!!」 「!?」 え!?あれ!?何で真樹!? 華織は…いない。元々別の部屋だったけど。 ここ真樹の家か。泊まったんだっけ