―――――― テストが終わった。 1時限目から5時限目まで、テストでしき詰まっている。 一日で終わるのは良いが、疲れは洒落にならないくらいなのだ。 「圭!」 「わっ」 肩を押され、びっくりして思わず声を出した。 振り返ると…華織だ。 ニコニコとした笑顔に、こっちも笑ってしまう。 「テストどうだった?」