手を伸ばせば、届く距離まで。




奮い立たせるようにして、俺は真樹の腕に手を触れた。


「真樹…」


「さわるな」


―――どくん


めまいが、した。頭が真っ白になる。


「告ったら、俺はお前を一生許さない」


…何でだよ…?


最善だと思った選択は、ちがっていたのか…?


痛い


心臓が、締め付けられるように痛い。


真樹…ウソだって、言ってくれ。


お願いだから…