高崎くんは私に笑顔を向けて
また本に目を向けた…

周りの女子たちは
高崎くんが私に笑顔を向けていたのを
バッチリ見ていた。。。

立花さんは私を鋭く睨んだ。

何か言われると思ったけど
ちょうど良いタイミングで先生が
教室に入ってきた。

「みんな席に着けー」

先生の掛け声で、みんなが席に
着いた。

はぁ。救われた。
立花に何か言われそうで
怖かった…!!


朝のLHRが終わって
今日は帰る時間になった。

「美香~ 帰ろ~」

私は友妃と一緒に帰ろうとして
教室を出た…けど


ドンッ!!!



誰かにぶつかってしまった…

「キャッ…痛い…」

そのぶつかった相手は、なんと!
あの黒崎くんだった…