あぶない お姫様

「偶然 秀さんと会ったんだよ そしたら家に寄っていけって.....ってか お前どこ行ってたんだよ!? まさか.....男の家か?」

「なにぃ!男だとぉー」

バンと箸を置き あたしを見ている父.....

「小さな雑貨屋のおじいちゃん達に助けてもらったの!誰かさんたちが追ってくるから!」

「もしかして あの爺さんたちの店か?」

「うん!わざわざ家まで送ってもらった」

「・・・・・」


そのとき黒いオーラを漂わせながら 父さんが口を開いた


「りくとぉー! なんで華を追いかけたりしたんだぁ~!!」


「「げっ!!」」


あたしと陸斗は焦った...

今までこんな父さん見たことない...

すごく怖かった.....さすが初代!


「秀さん!会社遅刻しますよ!!華も!」


「「あー!! やばい!!」