あぶない お姫様

「メッシュ...なんであんたが 此処に?」

「お前こそ なんで 此処にいるんだ!!」

お互い動揺している


「あんた達 知り合い?」


さくらが不思議そうに尋ねた

「知り合いも何も こいつ同じ...『わー』」


あたしはメッシュ男に口を押さえられ そのまま
壁際に引きずられた


「バカ!同じクラスっていうなよ! 俺が未成年ってことバレたら どうすんだよ!」

「あぁ? あんた年誤魔化してんのかよ...」

「未成年ってバレてみろ あいつヤバイんだよ!」

「てかさぁ...あんた...ホモ?」


「・・・」


顔を真っ赤にしているメッシュ君


「金色の悪魔君も来てるんだけど...」

「金色の悪魔?」


カーテンの隙間から店の方を覗いた