――…朝、学校に来たら先週の学力テスト
の結果が張り出されていた。


結果は…5位。


良かった。唯一の、私の取り柄である
勉強。


前回よりも悪かったらどうしようかと思っていた。


だけど、勉強しか取り柄のない私って…。


何か、情けなくなってきた。沈んだ気持ち
で隣を見るとルカが…


「うわぁ~、すごい!!リカちゃん、また上位成績者に載ってる!!」


っと大きな目を輝かせてこっちを見てた。


こうやって、ルカに言われるすごく嬉しい。


何か、認めてもらえたみたいで。


あれ?…私って幸せレベル低くない?


『ありがとう、ルカ』


「ん?…どうしたの急に??」


『ん~、なんとなく言いたくなった』


「えぇ~、変なリカちゃんw」


…そうだね。変かもしれない(笑)