何のゲーム・・・聞いてくるってことは・・・
「人のこと呼んどいて決めてないのかよ!」
そう、言ってやりたくなった。つーか言っちゃった。
《《決メテ無イノデハナイ。君達ニ決メテ貰ウンダ。》》
「それって、結局決めてないってコトじゃんか!」
我ながら、よくこんなことが言えたもんだ・・・。自分の度胸が怖いっ(笑)
「ゲームを決めるとは、どういうことなんだ?俺達でルールなどを決めたゲームをすればいいのか?それとも、いくつかある中から選ぶのか?」
会長が言う。俺達でゲームを全部決めれれば簡単かもなぁ~。
《《ココデ問題ダ。》》
「「「「「?!」」」」」
い、意味わかんねー・・・。会話がかみ合わない。【GHOST】のキャラもわかんない。
《《ゲームトイエバ?》》
ゲ、ゲームといえば・・・?なんかいえばいいのか?なんだか、ここで安易に答えたら良くないような・・・。
みんなも簡単に答えちゃっていいのか困っている・・・。ゲームといえば・・・?
《《3》》
「え?」
《《2》》
カウントダウンしてるよ?!え、ちょっ!?ゲ、ゲームといえばっ!
「マ●オッッッ!!」
そう、俺が叫んだのは。マ●オ。赤い帽子をかぶったおっさんが大冒険するゲームだ。
「あ、唖架島くん・・・?」
螺橋さん・・・そんな目で見ないで・・・?ちょっと恥ずかしくなってきたじゃないか。
《《ソウカ。マ●オカ。》》
【GHOST】にも引かれて・・・ないよね!大丈夫だよね?!みんなポカーンとしてる気がするけど、気のせいだよね・・・!
《《デハ、君達ニハ【リアルゲーム・マ●オ】ヲシテモラウ。》》
はぃ?!なんだかそんな気もしたけどさ。マ●オって・・・。いいのかよ?俺は、こう聞かずにいられなかった。
「まじで?」
と。