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「んぁ?」

朝起きると・・・ってアレ?

「どこだココ・・・?」

俺は床に寝ていた。その床が豪華で、どっかの西洋のパーティ会場みたいな・・・。ホールっていうんだっけ?てか、暗いと不気味・・・だな・・・。

「ん・・・。」

誰かの声が聞こえる。

「だれかいるのか?!」

声が聞こえた方に叫んでみた。

「うひゃぁっ!」

さっきの声と別方向からまた悲鳴がした。てことは何人かいるのか・・・?このホール暗くて広いからわかんねーよ!

パチッ

電気がついた。いや、シャンデリアだ。

さっきの悲鳴が聞こえた方を見てみると女の子が転んでた。たいしたことじゃなくて良かった・・・。

ぐるりと周りを見渡すと、合計で俺もあわせて5人の人がいた・・・。って!アレ・・・!

「螺橋さん!!」

「あ・・・唖架島くん・・・。」

螺橋さんがいるなんて・・・サプライズ集団合コンとか?

ん?あっちのは・・・

「会長・・・?」

わが高校の誇るスーパー会長・婁雅タクヤ会長がいた。

てか俺制服・・・パジャマで寝てたのに・・・。まわりのみんなも俺の高校の制服だし・・・。

「何ここー?暗くて転んじゃったよー・・・。」

悲鳴の子が言う。

「僕家で寝てたはずだけどっ!何だよココ!夢の中にしてはリアルじゃね?!」

俺の知らない男子生徒がいう。

とりあえず、5人集まってみた。

「まずは状況を整理しよう。」

会長が言う。しっかり者がいて便利だなぁー。

「みんな家で寝ていて、起きたところココに来ていた。間違いないな?」

「おう。」

俺が言う。

「はい。」

「うんー。」

「ああ。」

みんなも返事をする。