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・・・どうしようか。

俺はそう思った。

貴本さんが怒ってどっかいって。

一さんが追っかけてって。

残ったのは、俺・会長・螺橋さん。

あぁぁ・・・。何この取り残された感・・・・・・。

会長も螺橋さんもさぁ。貴本さんに言われたことだかで落ち込んでるし。

あぁ、もう。

・・・どうしようか。

ここは、なんかカッコイイ所見せ付けて、螺橋さんに惚れてもらう・・・とかできないかなぁ。

えっと、そうだなぁ・・・。

ホントどうしよう・・・。なんも閃かないよ?こういうときどうするべきなの??

まぁ、正直不安はあるよね。意味不明な状況だし。

だけどさ、だからこそさぁ・・・。

なんつーの?チームワークみたいな・・・みんなで仲良くみたいな感じのさ・・・。

必要だよね?

・・・多分。

・・・・・・ずっと黙ってても、状況は変わらないよね・・・・・・?

「ねぇ・・・。」

俺は思ったことを口にしてみようかな?って思った。

ダメで元々。略してダメ元。