そして半眠りかけの会長を連れて、ベットに行った。ん・・・?螺橋さんがいない・・・。

周りを見回す。

「あ。」

すでに寝ていた。早いし。

ベットの位置は、話し合った結果(すでに寝ている螺橋さんと眠りかけの会長は話し合ってないけど。)一番左から、螺橋さん・一さん・会長・俺・貴本さんとなった。ベットの場所とかどうでもいいけどね。

「おやすみなさーい。」

そういってベットに入ると。

「アップルパイ男爵・・・マカロンが・・・あぁ・・・もう食べられないよぉ・・・。」

螺橋さんの寝言が聞こえた気がした。一体どういう夢を見ているんだ?謎だ・・・。でもカワイイッ!

俺は疲れていたみたいで。すぐに目の前が真っ暗になった。

今日は、すっげー色々あった日だな・・・。

告って、フラれて。変なとこ来ちゃって。

このゲームをクリアできないと帰れないのだろうか?

クリアしても帰れないのかな?

まずクリアできるのかな?

不安はいっぱいあるけれど。悪いことばっか考えてちゃだめだよな。

絶対帰るんだ。

・・・そうだ。もし、もしも・・・いや、あわよくば?かな・・・?ほんのちょっとだけど。

ココでかっこいーとこ見せ付ければ、螺橋さん俺にホレないかなぁ・・・?

なんて。ちょっと、少し、めっちゃちょっと!だけ!!思ってみたりとかさ。

そうなったら最高だな・・・。


《唖架島くん・・・いや、ミトかっこいいわ///》

《当然さ(キラッ全部俺に任しとけ。》

《ミト・・・》

《さくら・・・》


フフフフフ・・・。

あ!なんか俺変態みたいじゃん。今の!妄想とかよくない!よくない!!

これ現実にしたいなぁ・・・。

・・・!。とか、思ってない!!・・・多分。

「唖架島くん・・・!」

あー螺橋さんー・・・。ん?呼んだ??

「んー・・・。」

「朝だよっ!!」

バシッ

ホ ッ ペ に ビ ン タ 。

手加減なし。

「いだい・・・。」

「おはようっ」

痛いけど。痛いけどっ!螺橋さんにモーニングコールとか。

・・・幸せ?