まぁ、そんなかんじで探索することになった。
まずは近くの部屋に入ってみるらしい。
最初の僕達のいたホールを出たとこの廊下。
その廊下をバーッと右に行って。一番端っこの部屋。
一階の一番右の部屋。
ふつうの客室っぽいところだ。
てか地図見る限り、この洋館に玄関が無いんだが。窓はあるけど開かないし。どういう仕組みになってるんだろうか。
「じゃぁ☆入ってみようか?」
うるさいな。ホント嫌いだ。
嫌だなぁ。さっさと帰りたい。人間にかかわりたくないし。
ガチャ
ドアを開けたらしい。
最初の部屋。どんなもんなんだろうか?
【SAVE POINT】
そう書いてあった。
正確には中に入ると高級ホテルの一室みたいなところで。
真ん中に柱があるのだが、そこに。
ど真ん中の柱に紙がついていて。
それに。
【SAVE POINT】
と、書いてあった。真ん中に堂々と。
「せーぶ・・・ぽいんと?」
唖架島が読む。セーブポイントって・・・。ゲームだから、セーブするトコってことか?
「ここ、休憩場所かな?」
一がいう。まぁ、ゲームのセーブポイントって言ったらそうゆうことか?
「と、とりあえず。部屋の探索をしてみようか?」
婁雅が言った。あぁ、めんどくせぇ。
みんな離れて部屋の探索を始めた。僕も適当にその辺を探すか・・・。
人がいないところをガサゴソする。
コレは、ベットか。ご丁寧に5つ用意しやがって。
なんかねーかなぁ・・・。
ふとんをガサゴソする。
ガサガサッ
ゴソゴソ
ガサゴソッ
コンッ
「ん?」
指先に何かが当たった。