♪~♪~ 「あ、悪ぃ、電話だ。」 そう言って直樹が立ち上がった。 「・・・彼女?」 「え?」 あっっ、何言ってるんだろう、私! 「あはは・・・何でもないの!気にしないでっ」 あははっと苦笑いする。 「彼女いるのか気になる?・・・ふふ。かわいいな、葵」 すると、私の頭をポンポンってして教室を出ていった。