向日葵 ~あなたと過ごした1年7ヶ月~



♪~♪~




「あ、悪ぃ、電話だ。」




そう言って直樹が立ち上がった。




「・・・彼女?」




「え?」




あっっ、何言ってるんだろう、私!




「あはは・・・何でもないの!気にしないでっ」




あははっと苦笑いする。




「彼女いるのか気になる?・・・ふふ。かわいいな、葵」




すると、私の頭をポンポンってして教室を出ていった。