4月はあっという間に過ぎていき、5月がやってきた。 私は、友梨、直樹、翔の4人でほぼ行動している。 「葵~、次の宿題してきた?」 友梨が後ろを向いて言った。 「あっ、忘れてた~!」 「貸そうか?」 直樹がそう行ってノートを差し出してきた。 ドキっ 直樹と目が合うたびに、心臓の音が大きくなる。