「分からないけど、会いたいんだと思う。私を知らなくてもいいから、愛理さんと太陽にその姿を見せてあげてほしい・・・」


美春はなんて優しいんだ・・・。

自分のことを忘れてるかも知れない奴なのに・・・。


「だからね?もし、卒業しても一緒にいたら付き合って?」


俺の答えは決まっていた。


「了解しました・・・美春お嬢様」