「5番の越智 歩美です!よろしくね」

「6番の越智 翔太です。よろしく!」


ここまでは順調にいった。

でも、美春の声が聞こえない。


「7番さん?」


太一がそう言ってやっと我に返った美春。


「ごめんなさい・・・えっと。7番の越智 美春です。よろしくお願いします」