「美春は部活入るの?」


後ろを振り返ると、美春は寝ていた。


「歩美・・・美春寝てる」


俺は前の席の歩美に助けを求めた。


「あらら・・・1週間疲れたのかもね」


美春の笑顔は綺麗だった。

でも、悲しそうにも見えた。