「2人はあまりにも似ていたの。お兄ちゃんとお姉ちゃんに。会話や仕草まで似ているように思えて・・・そしたら発作が出そうになって・・・」 「今は?」 翔太は早く答えを聞かせろって言わんばかりの勢いだ。 「今は、大丈夫。何て言うか、相変わらず似てるんだけど、2人が私を大丈夫にさせてくれたって言うか・・・」 「・・・っ」 私がそう言うと、翔太は急に俯いた。 「・・・翔太?」