「槇内、」


「え?何で私の名前・・・」


「制服のプレート見れば分かるわ」


「あ・・・」


「・・・・明日もコンビニ行くわ」


「・・・!」





するり、

繋がれていた手が解かれる。

固まってその場に立ち尽くすと彼、折原湊はそのまま去ってしまった。

ぽかーん。私今すごく間抜けな顔になってる気がする。

ていうか、明日も来るんだ・・・

でも私、明日はお休みなんだよ。