見の前にいるのは不機嫌なオーラを隠そうともせず、ストローを口にくわえて頬杖ついている彼だったりします。



「あの、み、湊君?」


「・・・」


「ごめんね?連絡とりたくなくてとらなかったわけじゃなくて」


「・・・」


「あの、」


「ほんま俺って情けないわ」


「え」


「恋人と過ごす誕生日に浮かれとったらこの仕打ちやで」


「すみません全面的に私が悪いです」