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き、来ちゃった・・・。

今日は折原君とデートの予定だったけど、折原君が風邪をひいてしまったので、急遽キャンセルとなった。

せめてお見舞いをしようとコンビニ袋片手に折原君のお家に訪ねた末路である。

以前、一度だけ折原君のお家に行ったことがあったのでなんとか辿り着く事が出来た。

震える手でインターホンを押す。

しかし、人が出てくる気配はない。

病院にでも行ったのかな?

肩を落として来た道を戻ろうと玄関に背を向ける。

すると、ガチャリ、と玄関の扉が開く音が聞こえた。

振り向くとそこには辛そうな折原君が立っていた。