頬の紅みが引いてから自分と折原君の分の飲み物をかかえて急いで戻る。

頬の熱が冷めるのに時間がかかってしまったのだ。


次の角を左に曲がれば折原君が待っている場所に出る。





「みな・・・は・・・なの?」


「・・・お・・・やねん」




角の向こうから折原君と可愛らしい声が聞こえてきた。

近づくにつれて声がはっきりと聞こえてくる。