―常連彼氏―[完結]






「な、何怒っているの」


「・・・コンビニ営業停止って何で教えてくれへんかったんや」


「え・・・言ったほうがよかった?」


「当たり前や。なんのための携帯やねん。前も一回こんなことあったやろ」


「うっ・・・ご、ごめんなさい睨まないでください」




スプーンを口にくわえたまま不機嫌な表情を隠しもしない折原君。

私はいたたまれなさに下を向くしかない。




「今度からはちゃんと連絡せえや」


「う、うん」




折原君は未だに納得してないような表情のままである。