助けて、






「・・・ぉりはら、く、」







「・・・何してるのよ、あなた!」


「っ、もう一人いたのか!って、あぁ?女か、」


「!  夏菜ちゃ、・・・!」





裏から出てきた夏菜ちゃんに男が気をとられた。

その瞬間に、身体が勝手に動く。

カウンターの下の警報機。

警備関係の職場と繋がっているから、これを鳴らせば、