彼女は高校生の私達に分かるように
高校生の頃の話をしてくれた


私は爆弾を作って工場にいた

原子爆弾が落ちてきたのはちょうど
あなたたちと同じ年頃だった

私はその被害にあって
顔は半分とけて体中が赤くなった
そんな私を母と父だけが
いくの日もいくの日も支え看病してくれた

そんな私をみる周りの視線は冷たかった

同じ年頃の友達は原子爆弾のせいで
死んでしまった