「動物園なんて何年ぶりだろ」 どこか楽しそうに辺りを見回す会沢さん ラフな格好は相変わらず様になってる 「寝てても大丈夫でしたよ? 仕事で疲れてるんじゃないんですか」 「あぁ、大丈夫大丈夫 っていうよりも、まだ涼太にはなんもしてあげられてないし まぁ、たまにしか会えない甥っ子におじちゃんはサービスしてあげなきゃだしねー」 「拓にぃ、ちづるちゃん早くーっ」 あたしたちの腕を引っ張る涼太くんを優しい眼差しで見る会沢さん その姿はすごく印象的だった