ってなわけで 「おっじゃまっしまーす♪」 あの日から3日たって、あたしと栞はあたしのアパートにいる いつになくルンルンの栞はきれいに靴を並べてあたしの部屋に入った 「なんだかんだでちづるん家久々だね」 「言われればそうかも」 確か最後に栞がうちに来たのは入学したばかりの頃だし…… もう1年も前になるのか 「で?イケメンなお隣さんの部屋はどこなの♪?」 「左の203号室。」 ぶっきらぼうに答えたあたしはカップにお茶を注いだ