大学もいつしか冬休みを迎え、あたしはバイトの時間を増やした というよりも、元々ジッとしているのが苦手で動いていたいと言うのがホントなんだけど…… 「ちづるちゃん、こっちお願い」 「はいっ」 レストランの接客をするあたしは厨房に向かった 「これ3番テーブルね。で、こっちは8番だから」 「はい」