「杏菜ちゃん…俺と付き合って!」

「いいですけど…どこに??」

こんにちは!
杉杏菜、高校2年の17歳です☆
今あたしはたぶん1こ上の先輩を前にしている。
というか、いきなり呼び止められてこんな状態
最近やたらとこういう人が多いんですが…

「え!?どこにって??」

「え…どこか付き合ってほしいとこあるんじゃないんですか??」

杏菜が不思議そうな顔をしてその先輩を見た。

「は!?え!?あぁ…杏菜ちゃんて本当ヌケてるね…」

先輩はそういってため息をついて苦笑いをする

「もういいや…杏菜ちゃんに恋なんて無謀すぎたか…もうやーめた」

「はぁ……??」

そのまま先輩は杏菜に手をひらひら振って去って行った。