月曜日、いつも通り麻衣達とお喋りしたり、本を読んだりとのんびりしていた。

中休みの時間に谷口弘人が登校してきた。

春菜は金曜日の出来事をすっかり、忘れていた。

谷口弘人は自分の席に鞄を置くと、春菜の席に近づいてきた。

「春菜、これ。」
谷口弘人が春菜に突き出した手には、あの弁当箱が。

教室が静まりかえる。
『春菜』って…。春菜が固まっていると

「うまかった。弁当箱洗ってあるからな。」

爆弾発言をして教室から出ていった。

教室が一気に騒がしくなる。
「なんで…弁当って…」

あちこちから囁く声が…。

「春菜…。どうなってるの?」

麻衣の言葉に春菜は何も答える事ができなかった。