君に贈る

バーにつきカウンターに座る


「マスターいつもの」


「はい」


相変わらずマスターは優しい笑顔で対応する


「なぁ。琉生本当のこというと思うか?」


「さぁどんな顔してくるのかも想像できない」


「まぁな」


琉生くんのこと嫌いになりそうだよ、全く・・


「マスター最近琉生来てる?」


「ここ2ヶ月近く来てないよ」


私と悟は顔を合わせた


多分同じこと思った


結衣が原因だと


待つこと1時間


久しぶりに琉生がバーに足を入れた


「悟」


「琉生!」


「マスターいつもの」


「はい」


琉生くんは悟の隣に座った


悟は琉生くんを見て固まる


私はこっそり腕をつついた


「あ・・琉生最近どうして電話に出ないんだよ」


「…悪い、仕事で手一杯で」


浮気で、の間違いでしょ


「忙しいことはいいことだよな」


はははっと笑いながら答える悟の足を思いっきり踏んだ