君に贈る

数日後


私は琉生くんの会社の前、道路挟んで反対側にあるカフェにいた


携帯片手に会社を見つめる


結構見張るのも楽じゃない


目を逸らせないから


そのとき二人が出てきた


慌てて悟に電話をかける


「出たか?」


「うん、今琉生くんが車を取りに行ったとこ」


「了解、愛理も車に乗っとけよ」


「うん」


電話を切りオーダー表を持って席を立った


一気に緊張感が上がる


私はカフェを出てパーキングに急ぐ


私はイヤホンを耳につけ、車を走らせた


そのとき電話がかかってきた


「悟?」


「今○○方向に向かって走ってる」


「了解」


私もそっち方向へ車を走らせる


何か警察になった気分


10分ほど走ってまた電話が鳴る


「はい」


「今○○交差点、そろそろいけるか?」


「おけぇ~」


私は一通を抜けて○○交差点に出る